SOUND GENERATOR 自作 SN76477使用 その1 工場

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回路は40年ほど前の初歩のラジオに掲載されたものになります。音源チップはSN76477を使用しています。音はSN 76477で検索するとどんな音が出るのかわかります。まともな音楽はできないと思います。ノイズをやるには良いと思います。電源は9V電池1個使用になります。パネル表示は自作なのでフィルムを使っています。自作なので中は写真のとおりです。動作確認済みです。Complex Sound Generator SN76477は、効果音発生用のICです。バイポーラプロセスでアナログ・デジタル複合回路を集積しています。このICは、CPUとのインターフェースといえるようなものを持っていません。アナログミュージックシンセサイザを思いっきり簡略化したような構成になっていて、コンピュータのI/Oポート経由でトリガして音を発生させるような仕組みです。ヒュルヒュルとかピーポーとかゴシューンとかいうような数種類の効果音を発生させるのがやっとでしたね。インベーダーゲームなどのビデオゲームに組み込まれて、その効果音発生に使われることが多かったかな。これ以前の音源といえば、俗にいうビープ音、簡単な発振器かコンピュータの出力ポートの1本を用いて方形波を出力するだけのものが主流でしたから、これでも確かに複雑で高度な効果音発生用ICです。Super Low Frequency Oscilator (SLF)は音源用の発振器としても使用できますが、メインの音源となるVoltage Controlled Oscilator (VCO)の周波数を変調するのにも使用できます。VCOは外部から与えられる電圧か、SLF出力の三角波によって、周波数変調を行なうことができます。外部から与えることにして、I/Oポート出力をD/A変換したものを入力すれば、電子オルガン的な動作もできないことはありませんが、周波数設定精度や直線性の問題があって、うまくいかないでしょう。Noise Generatorは擬似乱数発生回路を用いてノイズを発生します。Noise FilterはおそらくCRワンショットを用いて細いノイズパルスを除去する回路だと思われますが、ノイズ発生回路の発振周波数制御と組み合わせてノイズの音色を変えられますね。

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