巨人の本 ルース•マニング=サンダース著 西本鶏介訳 ブッキング 工場

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「巨人の本」西本 鶏介 / ルース・マニング・サンダーズ★2004年第二刷発行、カバー付き。★カバーにヤケ、天にやや傷有り。★本体は至って綺麗な状態です。経年比で美品です。 「世界の民話館」巨人、小人、悪魔、魔女、などなど、メインキャラクターを絞って編集された、大変面白い民話シリーズです。民話の蒐集と再話は、随分エネルギーの要る仕事です。日本なら柳田國男氏、、松谷みよ子氏が有名ですね。サンダース氏、素晴らしい! 独特の感嘆符「!」の使い方で、文章や台詞に臨場感とリズム感が出る、西本氏の生き生きとした訳文がまた素晴らしいのです。 あと書きで、西本氏が一番面白く読めるのは、「大男ごろしのジャック」(所謂巨人退治のジャック、ですね。)だと仰ってみえますが、やはり感性の違いでしょうか、私の一推しは、「フィン•マッコールとククリン」なんです。 自分より強い大男の来襲に怯える旦那フィンを、賢い奥さんのオオナが知恵でやり込める筋書きの面白さ、ククリンにハッタリで堂々と対応するその胆力に喝采を贈りたくなります。 殊に、私の気に入りの作戦は、大男のフィンに、赤ん坊の格好をさせて、特大の揺り籠に寝かせて赤ちゃんのふりをさせると言うもの。声は野太い、足はでかい、硬いケーキはムシャムシャ喰らう、凄い赤ん坊です。 こんな赤ん坊の父親には敵わないと、ククリンが帰ろうとすると、「それじゃ、帰る前に赤ん坊に会って行かない?」とオオナが母親らしく得意そうに言う、というシーンも好きです。 若いお母様方が、子供を得意そうに見せる、私の大好きな場面です。誇らしい笑顔に、心からの愛と、お母様方自身の気立の可愛らしさを感じます。ま、このオオナの場合はオッサンの旦那さんですが。 オオナの、盛りに盛ったフィンの武勇伝を聞いて、ビビりまくったククリンが、もう、早く何処かへ行ってしまいたいと願うところも可愛くなってしまいます。 明るく、楽しい巨人話の数々、どうぞ楽しくお読み下さいませ。 長期個人保管の中古の品です。状態は、上記★書きと画像よりご判断下さい。 古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。

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